リレーブログ⑥~熊野義也~

映画「マザーレイク」プロジェクトチーム、なるものが存在します。

老若男女約30名により構成されています。
みんな、映画を滋賀県内に、そして全国に広めようと集まったメンバー。

映画に地域キャストとして出演している人も、エキストラ参加の人も、撮影当日の炊きだしをした人も。
普段は滋賀県内に在住、お仕事は別にされている方がほとんどです。

このブログでは、そんなメンバーの皆さんに一人ずつ、映画への想いを語っていただきます。
映画のことを、身近に感じてもらえますように。


映画『マザーレイク』リレーブログ、お楽しみください。


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はじめまして、
シンガーソングライターの熊野義也と申します。

31歳直前
これまで一度も「びわ湖」へ行った事がなかった僕が
「びわ湖へ向かいなさい」
という夢を見たのは嘘のようでホントの話です!

2012年5月、訪れた初夏のびわ湖
湖南から臨む圧倒的なパノラマに心を奪われました。
水のゆらめき、大空を優雅に舞う鳶、風の音・・・
少なからず海外を旅してきた自分にとって
湖(うみ)からのメッセージがあると感じずにはいられませんでした。

その数ヶ月後
滋賀県に移住するきっかけとなったご縁は
『和久湧くコンセプト』でした。
代表:中西長光氏を筆頭とした仲間達に見いだされ、滋賀への移住を決意しました。

同年7月、宮古島に行く事を決めていた僕は
自身の宿命が動いている大切な時だと啓示され
7月8日の朝5時頃までに必要なメッセージと自分の本質が降りてくるため必ず曲を作ってくように言われました。・・・出逢ってから作成までのタイムリミットはわずか5日間でした。
それが「結の心」でした。


[絆、繋、結]
これからの時代は世代を越えて
人と人が繋がり合い地域に根ざして文化や芸術を創世していく時代だと感じました。しかし当初はこれまでの生き方と違った新たな歌詞に僕自身がとまどい、心から歌えない葛藤する日々がありました。
しかし人との出会い、体験を積み重ねる事で
この唄の歌詞のような出来事が紡ぎはじめました。
その始まりこそが映画マザーレイクへのプロローグとなりました。

2013年4月、瀬田のカフェへ訪れたトキ、その方は突如現れました。
目が合った瞬間、見つ続けてきました。
なんだかこちらも見返し、しばらくサイレンストークが続きました。
不思議とぶつかっていきたくなるような、自分らしさが溢れ出てくるような人でした。
まるで消えかかった魂の灯(ともしび)に燃料が点火されたような感覚でした。そうこの人が後の映画マザーレイクプロデューサー兼俳優BOSS戸田氏でした。
そしてその繋がりは連鎖していきます。

同年6月BOSSが連れて行ってくれたのが
『ROUTE42』の試写会で出逢った瀬木監督でした。

この方は早かった。
人の本質を見抜くのが・・・
見抜かれたと思いました。そしてなんだかそれが嬉しかった。
こうして滋賀県で活動する中であらゆるジャンル・垣根を越えて
人と人との繋がりは広がっていきました。

忘れもしない2014年12月13日
最初の会議に和久湧くコンセプト代表でBOSSに呼んでもらいました。
このとき監督は
「まだ滋賀県で映画をやるかどうかは決めていない。」
とハッキリと仰っていたのが印象的でした。

しかしBOSSの性格・心意気、内に秘めた優しさ、そして何よりも武士道を重んじるこの人は
「死んでも諦めん」という気迫を直感で感じました。
きっと今回のチャンスに全人生をかけて、この映画を是が非でも完成させて滋賀の魅力と滋賀県民の誇りを世界へと発信するため、全精力を注ぎ込むだろうと『魂』で感じ取りました。

翌年早々、映画製作へ向けて舵を取り出したエネルギーの輪はどんどん広がり始め
僕自身もどんな役割でも構わないから関わって応援していく思いに駆られました。


2015年はとにかく面白かったです。あらゆるジャンルの年齢、立場を越えた人が集まったプロジェクトチームでの活動。皆さんと関わり合いながら映画製作を築き上げていくプロセスが楽しかった。純粋な思いで各々の強みを活かしながら協力し合うプロセスこそ今の時代に必要なエッセンスがたくさん詰まっていると感じました。

「あなたにしかできない役割がある。」「あなたにしか伝えられない言霊がある」そう願って今日まで皆さんと駆け抜けて、振り返れば6月4日滋賀県先行上映の公開が目の前に迫ってきました。

そして
公開後こそ、その膨らんだ想い、熱量を
映画マザーレイクを通じて様々な人たちにキヅキが起きる事を願っています。
今山積みされている社会問題など他人任せにするのではなく、プロジェクトチームのような市民一人一人の思いを持った仲間との連動で新たな道筋や光が見えると信じて止みません。
多くの出会いを頂き、多くの学びを活動を通じて感じ、関わる全ての皆さんに感謝の思いしかありません。だからこそこれからリレーしていくバトンを次の世代、地域への活力にして繋いでゆく役割を胸に刻んでいきます。

出逢った仲間、これから出逢う仲間に感謝して・・・
『母なる湖』に一言伝えたい!絶え間なく生きとし生けるものを見守ってくれてありがとうございます。
そしてこれからの僕らの行動を見ていてください。

熊野義也(くまよし)



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